相続と不動産〜その2〜

  • 2017.03.16 Thursday
  • 17:29

 

国税庁が発表する、平成27年度の相続税の申告状況によると、相続財産の内訳では、相続財産の内43.3%が不動産で占められていることが分かります。

 

つまり

「うちはお金とかない。父さんが残してくれた、この古い家だけしかないよ」

というような家庭でも、相続税の課税対象となる可能性があるということです。

 

例えば弊社の事務所のある東京都新宿区でも、都心を外れれば小さな戸建てが密集している地域があります。

そういう場所でも、路線価は520千円だったりします。

 

100平米の土地にこじんまりとした戸建てで慎ましく生活しているという状態だったとしても、家族構成によってはきっちり納税対象となったりするわけです。

 

さらに最近あったのが、お父さんが亡くなった時の一次相続で配偶者の税額軽減規定を活用し、わりとすぐに今度はお母さんも亡くなり(二次相続)、特例等が使えない。納税資金もない。どうしよう。というケースです。

 

結局このケースでは、思い入れのある土地建物を処分価格で売って納税資金を確保せざるを得ませんでした。

 

しかしもっと早い段階で、相続に強い税理士&宅建業者のチームと連携を取り対策を立てておけば、資産を最大限残す相続のやり方もありました。

 

ですから、できるだけ家族みんなが元気で健康な内に、きっちりと相続の準備をし、安心して長生きしていただきたいと思っています。

 

 

JUGEMテーマ:相続

相続と不動産〜その1〜

  • 2017.03.01 Wednesday
  • 17:11

相続と聞くと、ドラマであるような親族が大金を巡ってドロドロに争うイメージがあり、それがかえって「ウチは兄弟みんな仲良しだから大丈夫」とか「ウチにはそんなもめるような財産はないよ」というように考えるきっかけとなっています。

 

しかし、相続の金額の多寡や仲の良さに関わらず、相続はトラブルの元となり得ます。

 

例えば今日、知り合いのOLが義母のことを愚痴っていました。

 

「最近、義母さんがお金の無心をしてくるのよ〜、亡くなったお義父さんの財産とかあったはずなのに〜」

 

そのOLも、その部分だけをクローズアップして語るので、お義母さん=ダメな人、迷惑、お金にだらしない、などというイメージが勝手にできてしまい、OL井戸端会議はそちらの方向に話が進んでしまっていました。

 

しかし、よくよく聞いてみると相続での大きなミスがトラブルの元になっているのです。

 

1.相続財産が、不動産(2,000万)・預貯金等々(2,000万)で合わせて4,000万円あった

2.  たしか法律で配偶者は1/2、子供は1/2を子供の数で割ると決まっているはず←

3.  だが年老いた義母に、住み慣れた思い入れのある家を売らせたり、引っ越しさせるのが難しかった

4.  だから不動産(2,000万円)を義母に、預貯金等々(2,000万円)を子供たち2人で分けた

5.義母が病気で定期的に病院に通うようになり、家だけあっても日々の生活費と病院代が無くなった

6.義母が困窮してお金を無心してくる

 

「そんなアホな」と思われるかもしれませんが、これがよくある話なのです。

 

実際は上記2.のことを「法定相続分」と言いますが、これを適用するかどうかは任意です。したがって、「仲良く」話し合いで相続分を決めることもできますし、もちろん遺言書によって相続分を決めておくこともできるわけです。

 

相続財産が多かろうと少なかろうと、仲が良かろうと悪かろうと、相続はトラブルの元となり得ます。

 

ですから「普通の家庭」ほどできるだけ早く、みんなが健康で仲が良好な内に、きちんと対策を立てておくことが大切です。

 

JUGEMテーマ:相続

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