相続と不動産〜その1〜

  • 2017.03.01 Wednesday
  • 17:11

相続と聞くと、ドラマであるような親族が大金を巡ってドロドロに争うイメージがあり、それがかえって「ウチは兄弟みんな仲良しだから大丈夫」とか「ウチにはそんなもめるような財産はないよ」というように考えるきっかけとなっています。

 

しかし、相続の金額の多寡や仲の良さに関わらず、相続はトラブルの元となり得ます。

 

例えば今日、知り合いのOLが義母のことを愚痴っていました。

 

「最近、義母さんがお金の無心をしてくるのよ〜、亡くなったお義父さんの財産とかあったはずなのに〜」

 

そのOLも、その部分だけをクローズアップして語るので、お義母さん=ダメな人、迷惑、お金にだらしない、などというイメージが勝手にできてしまい、OL井戸端会議はそちらの方向に話が進んでしまっていました。

 

しかし、よくよく聞いてみると相続での大きなミスがトラブルの元になっているのです。

 

1.相続財産が、不動産(2,000万)・預貯金等々(2,000万)で合わせて4,000万円あった

2.  たしか法律で配偶者は1/2、子供は1/2を子供の数で割ると決まっているはず←

3.  だが年老いた義母に、住み慣れた思い入れのある家を売らせたり、引っ越しさせるのが難しかった

4.  だから不動産(2,000万円)を義母に、預貯金等々(2,000万円)を子供たち2人で分けた

5.義母が病気で定期的に病院に通うようになり、家だけあっても日々の生活費と病院代が無くなった

6.義母が困窮してお金を無心してくる

 

「そんなアホな」と思われるかもしれませんが、これがよくある話なのです。

 

実際は上記2.のことを「法定相続分」と言いますが、これを適用するかどうかは任意です。したがって、「仲良く」話し合いで相続分を決めることもできますし、もちろん遺言書によって相続分を決めておくこともできるわけです。

 

相続財産が多かろうと少なかろうと、仲が良かろうと悪かろうと、相続はトラブルの元となり得ます。

 

ですから「普通の家庭」ほどできるだけ早く、みんなが健康で仲が良好な内に、きちんと対策を立てておくことが大切です。

 

JUGEMテーマ:相続

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