宅地建物取引士試験2018に独学で合格するための勉強法〜私の合格体験記〜

  • 2018.07.02 Monday
  • 11:41

平成30年度の宅地建物取引士試験の申し込みがスタートしました。

 

今年は10月21日(日)13:00〜15:00に試験が行われるようです。

 

詳しくは不動産適正取引推進機構のホームページから見ることができます。

http://www.retio.or.jp/exam/index.html

 

合格発表は12月5日(水)です。

 

私の周りでも、宅建士の試験合格に向けて一生懸命勉強している人が増えてきました。

 

それほど難しい試験ではありませんが、これまで不動産にあまり縁がなかった方や、法律に関しての勉強にあまり縁がなかった方にとっては、最初だけは、少し難しいと感じるかもしれません。あくまでも最初だけなので、自分には才能がないと思い込んだり、諦めたりする必要は全くありません。

 

私自身は、宅建試験に合格したのは、まだ不動産業に携わる前でしたし、法律に関しての勉強も全くしたことがありませんでした。

むしろ(恥ずかしながら)勉強というものからは常に逃げている人生でしたので、法律どころの話ではありません。事実、宅建のテキストの漢字すら満足に読めない状態でした。

 

しかし、運良く、なんとか一発合格し、宅地建物取引士(当時は宅地建物取引主任者といいました)になることができました。

そしてこの試験に合格したことをきっかけに不動産会社に就職し、不動産に携わることとなったのです。

 

不動産会社に就職してから宅建を取る方が多いので、私みたいに宅建が取れたから不動産会社に就職しますというのは珍しかったようで、

「どこの学校に行ったの?」

とよく尋ねられました。本当によく尋ねられました(思えば、勉強しそうな見た目ではなかったからなのかもしれません)。

 

しかしその時は、とにかく貧乏だったので、学校に行くお金などありませんでした。

したがって、独学です。常に独学です。実はその後不動産鑑定士の一次試験にも合格しますが、その時も独学でした。

学校に行くことを否定はしませんが、こと宅建士や不動産鑑定士(一次)程度なら独学でも十分合格は可能かと思います。

 

独学で合格するための勉強の仕方は非常に単純です。

「一冊だけ過去問集を買ってきてひたすら解く」

ただこれだけです。

 

何回も宅建試験に挑戦して、何回も撃沈している方は必ず次の1〜5に当てはまっています。

1.過去問を解かない

2.色々なテキストに浮気する

3.予想問題に手を出して混乱する

4.勉強を習慣化させていない

5.勉強の量が足りない

 

合格できない大半の方は真面目です。真面目がゆえに、テキストで知識を付けてから問題にチャレンジしようとします。

 

しかし、合格、しかも短期間での合格を目指すのであれば、順番が逆です。

 

過去問は知識が付いたかどうかを確かめるためにあるわけではありません。

どの知識が本試験で問われるか、つまり分厚いテキストの中から、最低限覚えるべきものはどれなのかを確かめるためにあるものです。

 

過去問を解いていると、何度も何度も同じような問題が出ます。

 

例えば「お隣の土地から根っこが自分の土地に侵入してきて、タケノコが生えてきましたよ。これは切っても良いですか?」とか「お隣の土地に生えているリンゴの木の枝が、自分の土地に侵入してきましたよ。この木は切っても良いですか?」というような問題です。タケノコやリンゴの部分が別のものに変わって、何度も何度も出題されます。これはそもそもこの例が「土地とその定着物」「法定果実」「天然果実」という不動産の基本概念を覚えるのに最も適したものだからです。基本のきというわけです。

 

宅建試験では、このような基本概念の問題が7割、そして少し難しい問題が3割となります。

そして合格するためには、大体7割が取れれば良い。つまり国としては宅建士の資格を得る人には「基本をまず押さえてくださいね」と考えているということです。

 

つまりまず過去問を集中的に解くことで、国が何を覚えて欲しいと思っているのかが分かりますので、今度はそれについて過去問に付いている解説や、(経済的に余裕のある人は)テキストで学んでいくというのが最も効率よく、宅建試験に合格する方法となります。

 

私の場合は、当初、10年分の過去問集を買ってきて、毎日寝る前に1年分(50問)を解いていました。特に「重要度A」等と書かれている問題を重視し、解説を読んでいました。「重要度C」等は完全にスルーで大丈夫です。まず本試験には出ません。また、解説を読むことは重要ですが、頑張って覚えようとする必要はありません。「へぇそうなんだ」程度の認識で十分です。どうせ10日後には2周目で再び同じ解説を読むことになります。ここでも頑張って覚えようとする必要はありません。どうせまた10日後には3周目で同じ解説を読むことになります。こうして何周も同じ過去問集を回していると、完全に覚えてしまいますし、飽きてきます。

 

既にこの段階で合格に必要な力はついているのですが、この状態になって初めて、予想問題等に取り組んでみます。

 

予想問題として出ているものは、基本の7割を完全に覚えたこのレベルの人を対象にしていますので、少しひねった難しい問題が出てきます。したがって予想問題集が思うように解けなかったからといって、落ち込む必要はありません。基本の7割が解ければ簡単に合格できるのです。

 

見事、宅建士となられた受験生の皆さんと、不動産の現場でお会いできるのを楽しみにしています。

 

楽府株式会社 宅地建物取引士 永秀一郎

 

 

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TEL 042-656-7414

 

 

 

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